ドライブ、2回。 (2009.3. 8)
回復したら早速今日はこんぴらまで出かけた。かねてからT先生にとても良いグループがあるから是非一度聴きにおいでなさい、 と勧められていたコンサートだった。結論から言うと、「行って良かった、観て聴いて良かった。」である。一番凄いのは、一人一人が真剣で、 パワフルなことだ。そのみんなの力が集まり、全体を押し上げている。人数の多いのもうらやましい限り。特に男性が。しっかりした舞台構成と、 よく訓練された動きでスマートだ。何もかも手作りだというが、バックの全体の背景がまで私の隣の隣の方が手書きだと聞いて思わず唸った! 教えてくれたのが偶然お隣の席だったT先生。ソリストの女性のオペレッタの中でのソロにお一人で小さく手を叩いておられたのが印象的だった。 確かに、そういう場面で通常なら拍手が来ても良い場面が、おそらくは慣れてない観客が多く、拍手するタイミングが掴めていない。 しかし郷にいれば郷に従えだろう。土地の人で一杯の会場の空気を乱したくなかったT先生のお気持ちがよく分かった。 私も同じ気持ちだったからだ。
「日本語だから」、「子供向けのお話だから」、「オペレッタのほんの一シーンだから」などと、出演者の誰一人思ってなく、 決められたルールにのっとり、全員がしっかりと演じ、歌っていたのは、T先生が絶賛するだけのことはある。、、、大いに見習わなくては、 と同行の我々メンバー4人は帰る車の中でもしきりにその話だ。少々疲れたが、行った甲斐があった。
今日は私の運転だったが、昨日は夫の強い勧めで山間に素敵な別荘を建てられたK画伯を夫の車でお訪ねした。 病み上がりの私の気分転換ということだったが、一人で行くのもつまらなかったらしい。やれやれ、これから先の老後が思いやられるわい、 と助手席に深く沈んで小一時間。天気が良いのが救いだった。
間もなく80を迎えようかという画伯は、早く花が観たいからと、周辺に桜とか梅、桃、など様々な大人の樹を沢山植えていらした。 庭には作品が並び、さながら美術館。ログハウス的な建物は単色でシックな造り。室内も開放的で、、、、 何より素晴らしいのは窓から見える借景だった。遙かに瀬戸内海を一望に見渡せ、近くにはミカン畑が拡がる。 視点を移せば高松の町並みもかなり広範囲に見える。自然と共に、出来るだけ多くの時間を過ごしたいという、 画伯のお気持ちが手に取るように分かるというものだ。アシスタントの女性が運んでくれたコーヒーが肌寒い空気を暖めてくれる。聞けば、 毎日3回くらいキジの雄がこの庭を歩いて渡るらしい。どうやら通り道らしいとか。のどかな話だ。
間もなくNYから帰国される奥様を交えての再会を約し、おいとまして、すぐ上にある民宿でおそばを食べる。 このあたりの桜は全てがつぼみを付け、かなり膨らんでいる。桜の季節には母も連れて来ようとそば湯をすする。
健康とはありがたいものだ。








