勉強の日々、、、!! (2008.4.12)
昨日今日とオペラのワークショップに参加しているが、明日もつづきがあって今度は動きながら声を出す事の訓練のようだ。前回の 「朗読」と「歌」のレッスンも大変ユニークで、しかし、確実に声がよく出て、確実に明瞭な言葉となるテクニックで、 殆ど全員がその場で変わったのには驚いた。第一この演出家のN氏のバイタリティに脱帽だ!毎回4時間のレッスンに声の響きが一切変わらず、 落ちることもない。今日などはアトの懇親会でも結局3時間半喋り通しだったが、 したたか飲んだアルコールでお顔は赤くなっても声は全然変わらない。凄い人だった!
今回二期会のオペラに出演させて貰えることとなったが、矢張り予想通り最年長だった!ホントに出来るんかいな?ってなもんだ。 ダブルキャストのお相手は元ちぇちのメンバーのMちゃんだったが、これは意外だった。 DVDで見た私のキャラはモリクミか片岡Kばりの体格だったから、てっきりそのキャラで誘われたのかと想っていたが、 Mちゃんはスリムだから、、、ねえ。どういうこっちゃ?
、、、こうして、またぞろ、無謀な波に乗ろうとしているアチクシ。泳げる自信も無いのにテトラポットを目指した記憶が蘇る。 きっとこれから本番まで、相当な苦労が待っていることだろう。「ノー」と一言言えば楽な道が行けるのに、何故か言えない自分が居る。ま、 冥土の土産だ。がんばるべええ。
しかし、今日は本業の上、このワークショップ。その上息子が最終の飛行機で帰るのを、夫は送れないから行ってくれと頼まれてしまう。 夜の懇親会があるからと夕食を作らないのと引き替えにおぼっちゃまを送っていったが、ず~っと椅子に座る間もない、 従って昼食を食べる間もない状態での進行。ほんに疲れるわい。従って、孫べえ達にもさっぱり会えない。 さぞやあちらの親御さん達も呆れていることだろう。、、、やれやれ。
ところで今日の懇親会ではラ・ボエームが話題になり、演出家のN氏から大変面白いお話を伺った。かなり猥雑な話しで、 例えばミミは何故ホントの名前で呼ばれないのか?「私はミミ、ホントの名前はルチアです。と始まるミミのアリア。」確かに不思議だ。、、、 何でもその昔、お針子はグリセットと呼ばれていたが、実はお針子だけではなく生活のために売春のようなこともしていたという。そういえば、 あのメリーウイドーをやったとき、グリセットの歌、というのをやったが、その中に出てくる名前にミミというのがあった。だから、 ミミ=ダンサー=娼婦まがいのことをしている人、となるらしい。なるほど、だから、ミミが最初に「灯を貸して下さい」 とドアーをノックするというのは表向きのことで、最初からその目的(男性を求める)でノックした、というのが真実とのこと。となると、 一般に想われているミミの像がかなり変わってくる。しかし同時に私にはこれでもやもやしていた謎が解けたと思えた。 表向きのストーリーは何かしらきれい事過ぎて、ウソっぽいと思っていたのだ。しかしこうして謎が解けると、ナント奥深い「ラ・ボエーム」 だろう!そのほかにもこの作品の「ト書き」についてあれこれ教えて貰ったが、大変な考察力と研究だ。「オペラは筋は大したこと無いが、 音楽がステキ」と思いこんでいたが、どっこい、とんでもない。内容も大いに楽しめるものだったのだ。「カルメン」のミカエラが、 何故ミカエラなのか?それは宗派の違うもの(カルメン)への闘いの「天使ミカエラ」なのだそうだ。なるほど!まだまだある。「椿姫」 は高級娼婦だが、高級とはどんな風に高級なのか?それは一年中、椿の花束を彼女にプレゼント出来る財力の持ち主でなくてはならない、 ということに象徴されるのだそうだ。ここには書けないもっと生々しい話しもこのオペラの中にはあると教えてくれた。いやあ~、 もっともっとお聞かせ頂きたいものだ。
この年齢になって、こうして新しいことを学べることはホントに嬉しい。若い人に交じって間違いながらも極めようとすることは楽しい。 、、、体力が続けば、の話しだが。








