頭まで春。 (2008.2.21)
これをドジと呼ぶかどうか、、、、?やっぱりドジか!
12時5分発宇高国道フェリーに乗るべく車を飛ばしたが、 次々と信号が赤になり到着したらもう車が船に乗り込んでいる。こりゃあ無理か? と半ば観念しながらも最後まで諦めずに駐車場からメチャクチャ走って切符を機械に通し、またまた走って昇り、あと数歩というところで 「乗船下船を停止して下さい」というアナウンスと共にガチャガチャガッチャ~ンとゲートが閉まってしまった!その上、 立っている場所がグイ~ンと上に上がり始めた!モチロンそれは船がそこを離れるからだが、「きゃあ~っ」(おいおいチョット待ってよ! のココロ)と叫んでしまった!その声に気付いた職員が慌てて下から手招きをしてこっちから乗れと言う。「すいませ~ん」 と再び駆け下りて車が乗るところから乗り込んだ途端そこのフタも閉まったのであった! 息が上がってどうにもこうにも立っていられないほどだったが、一応上階のタラップまで昇り、コートも脱いでしばし休憩。 深呼吸をしながらもしやこのまま死ぬんじゃないか?と不安になるほどの動悸である。20分くらいでようやく落ち着いたので、 部屋に入りしばらく横になるつもりが爆睡。そういえば、夕べ睡眠時間が足りてなかったんだ。
いくらなんでも寝ぼけまなこではみんなに会えないと化粧室で化粧直しをしていると、 朝携帯に電話をかけていたOさんがリダイヤルで電話してくる。「先生何かご用でしたか?」と言う。そのトーンを聴いて、「あっ、間違えたか? 」と察知、「もしかして今日はレッスンの日じゃなかった~?」と言うと案の定、「えええ~~~っ?先生、来週ですよ~」と叫んでいる。 「今どちらですかあ?」というので、「実はもう宇野に着きましたあ!」と答えると電話の向こうでわあわあ言ってる。 モチロン今日はこのまま帰るからと返事してとにかく宇野に降り立つ。それじゃあ、あの滑り込み騒動は一体何のため~???
そのまま帰ろうかと思ったが、外はまるで春の陽気だ。このまま帰るのは余りに無念だと、 岡山のMさんに電話してみる。こないだのオペラ出演を労うのも良いかと、、、 すると気の良い彼女はご主人とドライブ中だったにも関わらずUターンして迎えに来てくれるという。40分ほどかかるというので、 その間ぶらぶらと歩くことにした。ふと上を見るとひときわ高いところにお城のように立っている家が、個人の物なのか、 それとも何か特別な建物なのかと以前から気になっていたのが見える。 こんな時じゃないと絶対に行けないからとばかりそこを目指して歩き始めた。すると向こう側には赤い鳥居が幾つか見える。 もしかしてあれは神社か?とあわよくば短歌の題材にと思いながら尚も目指す。途中ガレージの中で何かやっていたおばさんに声をかけて 「下から見える鳥居にはどうやって行けば良いんですか?」と尋ねると、「そこを左に曲がって、途中右に行きたくなっても行かず、 必ず左を取って歩くとそこへ行けますよ。もの凄く右に行きたくなるんですがね。」と丁寧に答えてくれる。しかし不思議なことに 「そこには何かあるんですか?」という質問には「さあ???」と急に曖昧になる。このお方、その鳥居の下辺りに住んでる人なんだが、、、。
結構な急斜面を昇っていく内に再び動悸が打ち始めるが、 歩みを弛めてゆっくりゆっくり上がっていく。太陽はこれでもかとばかり暖かい手で私を包み込む。少し汗ばむくらいで目的地に着いたが、 あのおばさんの言うように何も無かった。朽ちて傾いた鳥居が数本立っているだけで、、、、昔々は何かがあったのかも知れないが、、。で、 問題のあのお城のような家は、結局個人の家のようだった。「犬に注意」という張り紙を読んだ途端に「ぎゃんぎゃんぎゃん」 とばかり吠えられて慌てて立ち去る羽目に。イヤハヤ、良い(?)散歩だった。
Mさんは律儀にご夫婦でやって来て、私をどっかに案内してくれるという。何処が良いですか? と言われても、何しろ何の目的も持たず来てるわけで答えられない。「じゃあ、深山公園から後楽園にしましょうか」となって、 ぽかぽか陽気の中思いがけない小旅行になっちゃった!深山公園の中の池には渡り鳥がわんさか来ていて、白鳥からガチョウ、鴨、 あひるなどがのんびり日向ぼっこしている。車が無い駐車場にまで列をなして鴨がうずくまっているのは壮観だった。 後楽園は昔来たような気がしていたが、やっぱり来てないと行ってみて分かった、、、と思っていたが、 帰ってきて夫に今日の事の顛末を語ってきかせていると、「ふ~ん。後楽園は行ってない?ふ~ん。」と嫌みな言い方をされて始めて、そうか、 行ったことあるんだ、と、、、でも、未だ思い出せないのは、なあ~ぜ?ヘヘヘ。
とにかく、夫は今日の私のドジバナを「後楽園に行ってないと思った」ことしか覚えてないらしい~。 どうやらいつか一緒に行ったんだなあ、きっと。でも、そういうことってあるよねえ~。同年齢の友人に早速訊いてみるべえ。
たださえ忙しいおみっちゃんは、こうして自らをますます忙しくしている~の巻き。








