太陽を連れてきた人。 (2008.2.20)
昨日は「泡盛」で酔っぱらっていて、この日記も変な終わり方になってたなあ~。でも、 確かに美味しいなああれは。で、その時一緒だったシンガーS女史が今日のFMゲストであった。よくよく聞いてみると、 彼女は正真正銘の芸能人だった。しかも元アイドルで、私が紹介したある放送局では昔のレコードを出して来てかけてくれたらしい。、、、 しかし、私の番組はチト他局とは違う扱いだ。
彼女が収録を終えた時に「自分も過去にパーソナリティをやったことがありますが、30分って、 こんなに永かったですかねえ?」と言う。色んなことを沢山喋ることが出来たと言うのだ。 実際彼女の立て板に水流の喋りはいつの間にか私のペースに合ってきて、じっくり深いところまで話す事が出来たのだ。
深いところ、、、、彼女は一度芸能界を引退して5年間相思相愛の人と暮らしたらしい。不器用な人で、 仕事と両方は出来なかったというのだ。普通の人の何倍も幸せな時間を過ごしたらしいが、 その相手の男性は突然亡くなってしまう。半狂乱の時期を経て、彼女は蘇る。自分には歌がある、 民謡を次代に伝える使命があると思えたとき、始めて生きようと思ったらしい。、、、このことを収録の中で話してくれるとき、 彼女の美しい瞳には涙が溢れ、私は胸が痛くなった。
Sさんは初対面からというより、電話で話しているときから、 メチャクチャ相手を気遣う丁寧な人柄だと思っていた。だから芸能人というイメージではなかったのだ。 いつもゲストでお呼びする音楽家達と変わらない、というかむしろ、そういう一般的な人達にはない細やかな気遣いが見えるのだ。 どういう人生を送ってこられたのか、、、つい興味があって聞いてしまったのだ!好奇心の強い女め!
彼女は「蓮井さんの前だとつい何でも喋っちゃいますね。」と笑っていたが、いやはや申し訳ない。 しかし、リスナーの方の中に、自分や家族友人が病気やなんかで悩んでいる人落ち込んでいる人は、このSさんの話しを聞いて、 少しは元気になるのではないか?試練を乗り越えると強くなれる!と言う彼女の言葉は経験者のみが持つ真実の重みがある。
しかし、愛すべき性格の人だったなあ。すっかりお友達気分になって、 今度仙台のショーとかでお会いしましょう、沖縄も良いですねえ~、、、てなことを言い合いながらお別れした。 何しろ日本全国で毎月の様に舞台の予定があるらしい。パリ公演の話しも面白かったが、確かに「民謡」を世界に発信して欲しいと思ったことだ。 彼女のCDを聴いていると改めて民謡の言葉の面白さ、情緒などが素晴らしいと思えてくる。56歳!年齢まで正直にしゃべっちまった! これがプロダクションに所属していたら大変なことだが、 幸いなことに彼女は一匹狼で動いているから本人が良ければそれで良いという気楽さがある。
人間て面白いなあ~。








