ちぇちぃりぁ

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みっちゃん日記

二日酔い? (2007.8. 6)

 今日はどうしたことか、テンポが悪い。朝のシェイクスピア「リア王」も、思考が纏まらず、 コーデーリアにこだわって頭の中がぐるぐるぐる。「Nothing」の一言が招いた悲劇、 コーデーリアの頑固さと融通の利かなさが招いた悲劇、と講義の後の昼食会で人は言うがそうだろうか?その一言を発するまでには、 相当胸に溜まったものがあったはずだ。

 リア王はシェイクスピアの言う「受容」からはほど遠いところに居て、何もかも自分の思い通りにならないことに常に苛立つようになる。 そこから転落の人生が始まっていき、最後は3人の娘の中でただ一人コーデーリアだけが真実自分への愛を持っていたことを知るが、 その時その娘は彼の腕から神の手に召されてしまう。「取り返しがつかない」という完全な絶望。これは、 あのイタリア映画「道」のラストを思い出させる。その時初めて、この二人の男は、人生の現実を受容せざるを得ないのだ。、、、 無宗教の私が言うのもおこがましいが、こうして大いなる神は人々に最も残酷なやり方で人生の真実を教えるらしい。

 

 ちぇちの練習はやればやっただけのことはあるが、私から見ると遅々として進まない。 ナントかみんなが覚え易い様に工夫をしなくてはならないなあ。だいたい練習会場だけでやろうとしているのが問題だ。今日したところを、 次回完全に覚えてきてくれなくては、一歩前進二歩後退だ。「理解」しないところからは良い演技は生まれない。自分が今、何故ここにいるのか? どんな気持ちなのか?周辺の人との関係は?etc

 同じように演技指導してても、確実に自分のものにしている人と、そうでない人が居る。「笑い」一つも、「素」 の自分のままの人も居るが、チャンと役になりきっての「笑い」を演じている人も居る。ソリストの中にも、すっかり予備練習をしてきていて、 完全に役所を把握している人もいる。、、、このばらつきをならして行かなくてはならない。私の役目は、交通整理と農婦だ。

 主役のT氏は本日素晴らしい発声で、これなら主役に相応しいと、思わせてくれた。女性陣にムラがあるが、 きっと本番までには何とかなるだろう。(く~っこの楽天家め!)

 

 寝る。

 

 




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